夜行バスっていいよね
夜行バス、いいですよね。
社会人になってからはコロナ禍で夜行バス乗れてないけどさ!
いやほんと首は痛いし腰はミシミシ言うし、浮腫むし、隣の人がふっくら(婉曲表現)だったら狭いし、前後パリピだったらうるさくて寝れたもんじゃないけど。
でも安い、朝イチで東京に乗り込める、意外と時間的余裕がある。なによりも「わたし今遠征してる〜〜!!」感が一番つよい。
家から夜行バスの乗り場まではおよそ1時間半だけど中間地点に学校があったので体感としては近かった。気がする。
まあ、木曜夜に荷造りしないといけないのはめんどかったけど。
しかも就職して引っ越ししたからバスターミナルまで30分で行けるようになった!しあわせ!
学校のロッカーに放り込んだボストンバッグを抱えて駅前の銭湯の大きな湯船で足伸ばして、隣のスーパーで明日朝の食べ物と飲み物買い込んで、バスターミナルの近くのファミレスで夕飯食べて課題のレポートをこなす。たまに手紙も書く。時間が余ったらブログも書いてたな。
もうバス時間気にして課題仕上げなくてもいいんだ!ってとこで謎に社会人の余裕感じてる。
だいたい夜行バスの始発点から乗るので乗り込んだ時点ではまだまばらな乗客、電気もついてるからちゃちゃっと枕膨らませて荷物出して、マスクしてメディキュット履く。水とイヤホン用意。
Bluetoothは寝てるうちに無くすからバスの中だけは有線イヤホンしか勝たん。
一人で上京することが多いけど、ごくたまに連番の子と示し合わせて隣同士で席とったりとか。
その子はひとつ後のバスターミナルから乗ってくるけど大抵第一声が「ヤコバのプロやん笑」。
このソワソワ浮き足だった感じもすごく楽しい。
毎週遠征でも未だにソワソワするし楽しみ〜!ってわあわあ騒ぐ。
こだわりってほどでもないんですが、選べるなら席は通路側とります。
なぜかって言うと!SAに寄ったら絶対降りるから!!
深夜のSAってよくない?トイレ行きたくなくても降りて、給茶器でお茶だけ飲んで、閉まってる土産屋を見て「〇〇が有名なんや〜へぇ〜!」ってバスに戻ります。
一回だけ、ご飯食べ損ねて深夜3時に焼きおにぎりセット的なのをフードコートで食べたこともある。
数分だけど、歩いて足動かすことで次の朝の浮腫がかなりマシ!な気がするし!
もちろん窓際の席で薄ら明るくなってきた高速道路とまだ眠っている街並みを眺めるのも大好き。
ぼんやりと眺めながら今現代に清少納言がいたらなんて表現するのかな、なんて。
ひんやりとした駅に放り出されてふらふらとネカフェにたどり着いて化粧して髪巻いて、空きっ腹にマクドの薄いコーヒーとエッグマフィンとハッシュドポテト。
そしてさあきょうもがんばるぞ、と動き始める全ての時間が好き。
ああはやく気軽に行って帰ってできる世の中にならないかなあ。
注射嫌いだけどワクチンも頑張って打ったし。でもでも当分は無理かなあ。
この行きたいやりたいのパワーが消えないうちに解禁されたらいいなあ。
あと自分の体力も。がんばろ。